5月19日(日)晴れ

●鴻池新田会所(国史跡・重要文化財)を見学しました●

春季一般公開:平成14年4月2日〜6月30日
午前10時〜午後4時(受け付けは3時30分まで)
休館日:月曜日と祝日(土・日を除く)

JR学研都市線の鴻池新田駅の南側高架沿いの商店街を300メートル程東へ
歩いた所に鴻池新田会所があります。
周りはマンションや商業施設で囲まれていて、こんな所にと言う印象ですが
一歩中に入ると別世界の空間が広がっていて、歴史の息吹を強く感じる史跡でした。

■鴻池新田会所の概要■

 鴻池新田は、豪商として名高い鴻池家が広大な新開池の跡地を開発したもので、
大和川の付替工事によってできた新田の中でも最大の面積を誇ります。

●大和川付け替え工事

 宝永2年(1705)4月、鴻池家三代目善右衛門宗利が開発請負人から名義を
譲り受け工事を開始しました。

 翌年5月から今の会所の建設が始まり、次の6月に完成しました。
 会所は農民から小作料を取り立て、幕府へまとめて年貢を納め、新田にある家や
水路、道路、橋などを管理・補修し、現在の住民票にあたる宗門改帳などの作成・
整理をし、年金にあたるお年寄りへの米の配布を行いました。
 また、幕府や鴻池家からの命令や通達を村に伝え、新田の村の中を取り締まり、
さらにもめごとを裁く裁判も行っていました。


JR学研都市線の鴻池新田駅です。 高架下の商店街沿いに東へ5分ぐらい
歩いた所にあります。


大阪みどりの百選にも選ばれているそうです。


●冠木門
門の入り口左側に受け付けがあります。
受け付けの小屋は、昔の火の見小屋だそうです。
新田の農民たちが毎晩交代で詰め、火事などの
異常があった時、大坂今橋の鴻池家本宅に
駆けつけて行ったそうです。

当時は、一面の田園風景でこの場所からでも
周囲の監視ができたのでしょうネ。
●表長屋門

門の左右に部屋があり、会所に出入りする人々を
確認する番人の宿泊場と言われています。


●朝日社

表長屋門の右手に
社があります。
ここは立ち入り禁止で
現在も鴻池家の所有地に
なっているそうです。

鴻池新田が開発された時に、
その氏神として天照大神を勧請して
まつり始めましたが、その後、
新田開発者の三代目鴻池善右衛門宗利も
合わせてまつられました。


本屋の前庭の隅にひっそりと一つの
石灯篭が立っています。
ガイドの職員さんのお話では、隠れキリシタンの
石灯篭だと言う事です。
灯篭下位の所に人形が彫られているのが
ご覧頂けますか?
移動式の放水機です。


●本屋

会所の中心的な役割をしていた建物です。土間・勘定間・座敷からなっています。
土間上の高い天井の大きな梁は見ごたえ十分なものですが、写真が暗くてここで
ご紹介できないのが残念です。


●庭園
東に遠望できた生駒山を借景とし、池(弁天池)を取り込んだ江戸時代末期を代表する
池泉鑑賞式の平庭です。

今はマンションに遮られてみる事ができませんが、以前は遠くの背景に生駒山を
見る事ができ、今以上に風情のある庭園だったのでしょうネ。


●屋敷蔵・道具蔵・米蔵 米などの物資の輸送に活躍した川舟です。
当時の水路の痕跡はどこにもありませんが、
現代のトラックのように物流に活躍したの
でしょうネ。



 鴻池新田会所  
TEL 06−6745−6409
〒578-0974
東大阪市鴻池元町2−30
◆観覧料
大人:300円
小・中学生:200円
(20名以上の団体は、1人50円割引)

◆貸室も行っております。(要予約)



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